ロードバランサーのdualstackはipv6対応の意
AWSのロードバランサーを作成した時にエンドポイントを見ると先頭にdualstack.と付いていることがあります。
例 dualstack.testlb-0123456789.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com.
このdualstackはロードバランサ―がIPv6アドレスでも動作することを意味しています。
デュアルという名前のようにIPv4とIPv6どちらでも動作します。
dualstackはALB(Application Load Balancers)とNLB(Network Load Balancers)が対応しています。
ALB作成時に “IP address type”でdualstackを選択すると有効化できます。
https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/elb-configure-with-ipv6/
dualstackを利用する理由
IPv4のアドレス枯渇の心配からIPv6は登場しました。
未だにIPv4にしか対応していない機器があり、サービスもIPv4ベースであるためIPv6にはまだ完全移行していません。
今後移行が進行するにつれてIPv6対応機器は増えていくのでdualstackを有効化することで対応しているIPv6同士で動作できます。