pythonでリストを操作する

リスト型の操作方法

リスト型はデータ型のひとつ
リストの値を取り出す。
リスト型に似たset型

リスト型はデータ型のひとつ

list = [1, 2, 3, 4, 5]

上記のようなデータをリストという。
リスト似たものにタプルがあるが、リストは追加・更新が可能

リストの値を取り出す。

定義したリストの内容を表示する方法です。そのままprintしても、for文で取り出すこともできます。

list = [1, 2, 3, 4, 5]
# list型を定義する
list = [1, 2, 3, 4, 5]

#list全体を表示
print(list) # [1, 2, 3, 4, 5]

for i in list:
    print(i)  # 1,2,3,4,5と表示される

# 2番目の値を取り出す
print(list[1]) # 2

# 1番目から3番目の値を取り出す
print(list[0:3]) # [1, 2, 3]

リストは一番左から、0,1,2…という順番が付けられます。
この順番を使って指定した番号を取り出すこともできます。

リストに文字列が含まれるかどうかを確認

list = [1,2,3,4,5]

# in演算子でリストに要素が含まれているかを判定する
print(1 in list)
print(9 in list)

---実行結果---
True
False

TrueとFalseのbool値で返ってくるのでif文で使える

s = int(input("リストに含まれているかを判定する数字を入力してください:"))

if s in list:
    print("1は含まれています")
else:
    print("1は含まれていません")

---実行結果---
リストに含まれているかを判定する数字を入力してください:1
1は含まれています

リストの値を計算する

リストの中身を計算することもできます。
合計値や最小値、あるいは配列の長さ(個数)も求められます。

list = [1, 2, 3, 4, 5]
# listの合計値を求める
print(sum(list)) # 15

#listの最大値を求める
print(max(list)) # 5

#listの最小値を求める
print(min(list)) # 1

#listの長さを求める
print(len(list)) # 5

リストの追加・削除

リストは要素を追加したり削除することができます。

#listの要素を追加する
list.append(6)
#追加したlistを表示する
print(list) # [1, 2, 3, 4, 5, 6]

#listの要素を削除する
list.remove(6)
list.remove(5)
#削除したlistを表示する
print(list) # [1, 2, 3, 4]

リストの更新など

リストの内容をソートすることも可能。

list = [1, 2, 3, 4, 5]
#listの要素をソートする
list.sort() # list.sort()はlist型のメソッド
#ソートしたlistを表示する
print(list) # [1, 2, 3, 4, 5]が表示される

#listの要素を逆順にソートする
list.sort(reverse=True)
print(list) # [5, 4, 3, 2, 1]が表示される

#listの要素を逆順にする
list.reverse()
print(list) # [1, 2, 3, 4, 5]が表示される

#listの要素をインデックス番号で表示する
print(len(list)) # 5が表示される
for i in range(len(list)):
    print(i, list[i]) # 0 1, 1 2, 2 3, 3 4, 4 5と表示される

#listとlistbの要素を比較する
print(list == listb) # Falseが表示される → listとlistbは異なる

#listの要素をコピーする
listc = list.copy()
print(listc) # [1, 2, 3, 4, 5]が表示される

#listとlistbの値を合計する
listd = list + listb
print(listd) # [1, 2, 3, 4, 5, 1, 2, 3, 4, 6]が表示される

#listをtable型に変換する
table = tuple(list)
print(table) # (1, 2, 3, 4, 5)が表示される

#coutn()でlistdの要素の数を数える
print(listd.count(1)) # 2が表示される → listdの要素の中に1が2つある
print(listd.count(6)) #  1が表示される → listdの要素の中に6は1つしかない


#insert()でlistdの要素を追加する
listd.insert(0, 100) # listdの先頭に100を追加する
print(listd) # [100, 1, 2, 3, 4, 5, 1, 2, 3, 4, 6]が表示される