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Apacheのバージョン確認する方法 httpdコマンド

apacheのバージョンを確認する方法

Apacheのバージョンを確認する方法 httpd -v

Apahceのバージョンはhttpd -vやapachectl -v, dpkg -l | grep apache(ubuntu)で確認できます。

bash(ubuntu)

$ dpkg -l | grep apache
ii  apache2                             2.4.29-1ubuntu4.13                  amd64        Apache HTTP Server
ii  apache2-bin                         2.4.29-1ubuntu4.13                  amd64        Apache HTTP Server (modules and other binary files)
ii  apache2-data                        2.4.29-1ubuntu4.13                  all          Apache HTTP Server (common files)
ii  apache2-utils                       2.4.29-1ubuntu4.13                  amd64        Apache HTTP Server (utility programs for web servers)

# apachectl -v
Server version: Apache/2.4.29 (Ubuntu)
Server built:   2020-03-13T12:26:16

ubuntuなどのdebian系のディストリビューションではapache2 -v、CentOSなどのレッドハット系のディストリビューションではhttpd -vで確認できます。


httpdコマンド(apache2)で設定を確認する

CentOSではhttpd -vでUbuntuではapache2 -vでインストールされているapacheのバージョンを確認できます。このコマンドはオプションを変えることで様々な情報を確認できるので便利です。

httpd -h ヘルプ

httpd -hでコマンドで使用できるオプションを参照できます。オプションがわからなくなったらこのコマンドで確認しましょう。

bash

# httpd -h
Usage: httpd [-D name] [-d directory] [-f file]
               [-C "directive"] [-c "directive"]
               [-k start|restart|graceful|graceful-stop|stop]
               [-v] [-V] [-h] [-l] [-L] [-t] [-T] [-S] [-X]
Options:
  -D name            : define a name for use in  directives
  -d directory       : specify an alternate initial ServerRoot
  -f file            : specify an alternate ServerConfigFile
  -C "directive"     : process directive before reading config files
  -c "directive"     : process directive after reading config files
  -e level           : show startup errors of level (see LogLevel)
  -E file            : log startup errors to file
  -v                 : show version number
  -V                 : show compile settings
  -h                 : list available command line options (this page)
  -l                 : list compiled in modules
  -L                 : list available configuration directives
  -t -D DUMP_VHOSTS  : show parsed vhost settings
  -t -D DUMP_RUN_CFG : show parsed run settings
  -S                 : a synonym for -t -D DUMP_VHOSTS -D DUMP_RUN_CFG
  -t -D DUMP_MODULES : show all loaded modules
  -M                 : a synonym for -t -D DUMP_MODULES
  -t -D DUMP_INCLUDES: show all included configuration files
  -t                 : run syntax check for config files
  -T                 : start without DocumentRoot(s) check
  -X                 : debug mode (only one worker, do not detach)

httpd -t 文法チェック

httpdのコンフィグファイルを編集した後に設定ファイルに誤りがないかをチェックしたい場合に「httpd -t」を使います。apachectl configtestでもチェックできますがこちらのほうが短い文で打てます。

問題がない場合は「syntax OK」と出てきます。

httpd -S バーチャルホストの設定ファイル一覧表示

バーチャルホストの設定ファイルは「httpd -S」で表示することができます。バーチャルホストの設定ファイルはどこに設置したのか?が分かりにくくなるのでこのコマンドは便利です。

バーチャルホストごとに設定ファイルがどこにあるのかが表示されます。

バーチャルホストの設定ファイル

一つのWebサーバー上に複数のドメインのウェブページを作成することは往々にしてあります。ドメインごとに別々のサーバーを建てるのはコストがかかるからです。その時に便利なのがバーチャルホスト(VH)です。バーチャルホストごとにconfigファイルを設置することで各バーチャルホストごとに設定を反映させることができます。数十個のバーチャルホストを設置するとVH設定ファイルがどこにあるかわからなくなることがあるのでhttpd -Sコマンドで探します。

httpd -L

httpd -Lコマンドでは利用可能なディレクティブを一覧表示できるコマンドです。ディレクティブがわからなくなったときにこのコマンドを使用するとよいです。

httpd -M

httpd -Mコマンドでは組み込んだ動的モジュールの一覧を表示することができます。コンパイルした際に組み込んだ静的なモジュールはhttpd -lで確認できます。

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