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関数と引数をイメージで分かりやすく?プログラミングの基本①

関数と引数

関数や引数という数学っぽい表現がプログラミングでは出てきます。こうしたイメージしにくい専門用語のようなものがたくさんでてくるのがプログラミングの嫌なところです。

今回はプログラミングの基本となる関数と引数の概念を紹介します。

関数と引数の関係をイメージ化

プログラミングでは呪文のような文字列(コード)をたくさん書きます。そのコードには様々なことが書かれていますが、特に重要なのが「関数」です。

関数は「パソコンに何らかのアクションを起こさせるもの」とイメージするとわかりやすいかもしれません。例えば、画面上に文字列を表示するPrint関数などがあります。ユーザー定義関数といって自分で作る関数もあります。

こめやん

何らかの値を入れると関数のルールに従って何らかの結果を出力してくれます。このように考えると数学の関数と似てますね。y=2xの関数にx=2を渡すとy=4を出力します。

引数はひきすうと読みます。引数は関数に入れる値です。数学の例ではx=2にあたる数字です。

イメージで捉える関数と引数

サンドイッチを注文するというシチュエーションを考えてみます。

サンドイッチを注文するには注文票にトーストするか?具材は何を入れるかを書き込んでシェフに渡します。シェフは注文票に従ってサンドイッチを作ってお渡しします。

関数と引数とは?

関数と引数のイメージ

この例をプログラミング的に当てはめると、注文票の部分が関数になります。サンドイッチ関数ですね。これに対してどのようなサンドイッチを作るかの設定のような部分が引数です。引数の値があるとサンドイッチ関数が完成?されてシェフ(演算装置?)がサンドイッチを渡します。この完成したサンドイッチが戻り値と言われるものです。

関数と引数のイメージ

関数と引数を当てはめる

こめやん

サンドイッチ関数を使うと出力(戻り値)でサンドイッチができます。ほかにもドリンク関数や支払い関数などを組みあわせると一連のアクションが完成します。これをおなかがいっぱいになるまで繰り返すなどの処理を組み合わせれば昼食を満腹まで食べるプログラムが作れますね

コード上の関数と引数はどうなってるの?

実際のプログラミング上では関数や引数はどうなっているのでしょうか?

関数には大きく分けて二種類あります。

  1. 組み込み関数
  2. ユーザー定義関数

です。組み込み関数はあらかじめ登録されている標準の関数です。一方ユーザー定義関数は自分で定義する関数です。

組み込み関数をpython上で実行してみましょう。

print(”関数と引数”)

と入力してエンターを押すと 関数と引数 と表示されたと思います。

これは、

  • 関数:print
  • 引数:関数と引数

です。print関数は受け取った引数を処理してコマンドライン上に表示します。

次にtype関数を実行してみましょう。

type(“関数と引数”)

と打ち込むと「class ‘str’」と出力されたと思います。

これは関数と引数の「型」を判別して出力する関数です。関数と引数は文字列のため文字列という意味のstringの略称strが出力されます。

プログラミングではデータ型というのを考える必要があります。文字なのか数字なのかを分けて考えます。

こめやん

エクセルでもデータ型はあります。数字なのに文字列になっていると数式がうまく動かなくなります。

データ型については今後紹介します。

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