ディストリビューションによってApacheのインストール後に/etc/apche2(httpd)の下に作成されるファイルが違います。.confファイルの役割や中身を紹介します。
Ubuntuでapacheをインストールすると/etc/apache2以下に作成されるファイルを紹介する
/etc/apache2はubuntu系でapche2をインストールすると作成される設定ファイルが置かれたディレクトリです。
hoge
RHEL系では/etc/httpd/に作成されます
/etc/apache2/以下に置かれるディレクトリやファイルの役割を知らないと、どの設定ファイルにどんな設定を書くべきか分からない状態で適当に設定を書くことになり、後々の運用・保守で悪影響を及ぼします。
ファイル
- apache2.conf
- メインの設定ファイルでapache2全体にわたる設定を書くlistenポートなど。バーチャルホストの細かい設定についてはsites-availableに.confを設置する
- envvars
- 環境変数の設定ファイル
- magic
- MIMEタイプを決めるファイル
- ports.conf
- apache2のリッスンポートを設定するファイル
ディレクトリ
- conf-enabled
- conf-avaliableへのシンボリックリンク
- sites-enabled
- sites-avaliable内ファイルへのシンボリックリンク
- mods-enabled
- sites-available
- バーチャルホストの.confを置く場所
- conf-available
- 使用可能な設定ファイルを置くディレクトリ(conf.dの代わり）
- mods-available
- モジュールを利用するための設定ファイルが置かれているディレクトリ
