Linuxではデーモンは常に働いているプログラムのことを言います。Windowsではサービスと呼ばれています。
目次
デーモンとは?
Linuxではデーモンは常に起動しているプログラム(常駐プログラム)のことを指します。要求があればすぐに動けるようにメモリ上に待機しています。
デーモンはバックグラウンドプロセスで裏方で待機しています。
プロセスとプログラムの違い
プログラムはインターネットブラウザのchromeなどのアプリケーションそのものを指しますが、プロセスはCPUによって処理されるプログラムを動かす実行単位を指します。料理で言えば、カレーを作るプログラムがあった場合、調理自体がプロセスです。一つのプログラムに複数のプロセスが実行されるものもあります(野菜切るとか煮るとか)。
windowsにおけるサービスはLinuxのデーモンに近いものです。
デーモンはプロセス名の末尾に「d」がつくものが多いです。httpd(apache2), sshd(ssh), systemdなどがあります。これらはすべて常駐プログラムです。
デーモンは悪魔という意味ではなく守護神という意味を持っているようです。